2020年2月6日 寒い夜に
最近の世の中は混沌として、
小市民の私なんぞは世間に波風も起こせぬまま、小さな箱と睨めっこの日々。
四角く顔に反射する光は世間の窓などでは無い。
小さな娯楽と引き換えに時間をベットする人生の浪費だ。
正しさも危うく、間違いは捻じ曲がり、
様々な境界線はおぼろげに解けていく。
総理大臣は嘘ばかり。
漠然と不安な日々。
故に身体を動かす事で紛れる何か。
周囲の眩ゆい輝きを横目に追いながら、
私は明日の晩ごはんを考えている。
今夜も寒い。