TsujiTasukuの日記

太鼓奏者の日々の雑感

20190807 準備の日々

 この夏は様々な舞台の本番が立て込んでいる。

 

準備やリハに追われる日々で、しかも全て内容の違うものばかり。その間に道場の床の張替えやらなんやら、もう目の回る忙しさ。加えてこのところの暑さに気が滅入りそうになりながら、どうにか日々をやり過ごしている。

 

 いよいよ怒涛の夏の幕開けだ。

 

明日の九州から世田谷、福井、アメリオハイオ、NYと矢継ぎ早に旅が始まる。そして、その間に題名のない音楽会の収録もある。

 

忙しいことはフリーランスにとっては大変有難い事なのだが、「こう暑くっちゃかなわん!」の理由は僕らの楽器(日本の太鼓)が毎回引越し作業並みに移動が大変だという一点に尽きる。

 

 今日は世田谷の子供たちとの稽古。

ブラスバンドと合わせリハをやったり、衣装の確認事項を伝えたり、演奏指導以外にも伝えるべき事が多い。彼等の顔つきも本番モードになってきており、いよいよだなという雰囲気だった。

 

 準備期間が明けたら、その成果が問われる舞台が待っている。準備を頑張っても結果がコケたら意味が無いのが舞台という物だが、良い本番を全力で届ける努力は直前まで怠ってはいけない。

 

 観客にとって目の前で起きている事が全てなのだから。