TsujiTasukuの日記

太鼓奏者の日々の雑感

20190814 ARITACLASPA2019

 先日久々に九州で演奏する機会に恵まれた。

 

佐賀県有田で立ち上がったクラシックを中心にしたフェスティバル『ARITA CLASPA 』の第1回目にゲスト出演。音楽監督・総合プロデュースは新垣隆さん。

そして、カンパニーイーストの面々。

 

出演アーティストは和気藹々ととても楽しげな雰囲気で、

ゲストの我々も仲間の一員になれた様な現場だった。

 

林英哲・英哲風雲の会としてのホール演奏と、

鍵盤男子×風雲の会のDUO×DUOで『Bolero』

林英哲×新垣隆 『死と乙女』(新垣隆作曲)

などのコラボあり、グランドフィナーレでは出演者総出で野外会場を盛り上げた。

 

今回なんと言っても嬉しいかったのは、風雲の会として鍵盤男子さんとのコラボ演奏の機会を持てた事だった。

 

普段のアンサンブルのサイドメン的な役割から、自分達で創意工夫しながら音楽を構築する作業がとても楽しかったし、実際本番の演奏は白熱した物になった。

 

風雲それぞれ個人活動もやってるし、各々全く音楽の指向性が異なるのだが、英哲風雲の会として舞台に臨む時には、風雲の会としての役割がある。

 

今回はその枠組みの中にいながら、多少自由に音楽を作ることができたのは、大きな変化だ。

 

勿論 師匠の表現や美学を踏襲しつつだが、個人の色を前に押し出す機会は貴重な経験となった。

 

そして、この夏はまだまだ色んな挑戦が待っている。どの演奏も精魂込めて!前進あるのみです。

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